パルボヌール~幸せの音符♬通信 2024,4 vol,1

「歌活」を愉しむ ── No.1

こんにちは、金井優佳です。
ボイトレレッスンをスタートしてから15年が経ちます。
最近皆様のお陰で、レッスンや「歌活」(歌を通してイキイキ生きること)
がますます楽しいです。

数年前にストレス心理学者で著名なDr.玲緒奈先生の門を叩きました。
ステージやレッスンに科学的な視点を取り入れるにつれ
発声や呼吸の凄さを再認識し、
さらに「歌活」が脳トレになることを実感しています。
先生はカラオケを全国的にプロデュースされました。
歌を心底愉しむ「歌活」が
ストレスに打ち克つ〈美しい脳〉になる!と言われます。

私自身、定期的に先生の独自のカシェル
(歌・表情・動作などトータルな美脳的メソッド) を受け、
歌手としてもボイトレ指導者としてもお褒め
いただくことが増えています。

たとえばライブでは、目の前のお客様が涙を流して感動されたり、
「今夜は貴女の歌を聴けてよかった。明日も頑張るよ」と
握手されたり…。
ワクワクと「歌活」する自分の脳にも拍手をあげています!!

生きているとふと心が重くなったり、
悩みを抱えたりすることがありますね。
そんなときも毎日歌い続けることが「歌活」なんですね。

Pal-Bonheurにお越しの皆様との触れ合いも、貴重な宝。
歌が大好き!といった方々のエネルギーってスゴいんですよ!
皆様の熱心さに、私自身が引き込まれていくようで──。
これからも脳トレとしての歌を研究しながら、皆様により幸せを
感じていただけるよう、ご指導して参ります。

              Pal-Bonheur音楽院 学院長 金井優佳

今月よりPal-bonhuer音楽院 名誉学院長のDr.玲緒奈先生とご一緒に
コラムを連載して参ります。

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歌はストレス時代の救世主──

はじめまして。Dr.玲緒奈です。
歌が脳、心、体と繋がることを実感できると、歌うことが一層楽しくなります。

一昔前、高輪のホテル内園遊会でのこと。
某歌劇団トップスターのM嬢(仮イニシャル)からご相談が…。
「声は出ますが、以前ほどお客様の前で歌うことが喜びとはいえず…」とのお話し。
後日何曲か生歌を聴き、好調時の動画も拝見。

衣装を変え、「幸せを売る男」を歌っていただきました。
放浪者が幸せになる歌を売りに行くという軽快なシャンソンですが、
涙目のM嬢には無理がありそうでした。
M嬢の歌を分析しましたら
鼻腔、喉頭、呼吸器などにトラブルはなし。
大切な人を大震災で三人同時に失くされた深い重い悲しみが
彼女にストレス脳をもたらし、表情と内臓からエネルギーを奪っていたのです。
それでも歌えるだけで凄い!と讃えましたが─。

そこでM嬢への寄り添いを重ねつつ、脳と心を癒す音楽療法を実施。
数か月後、動きの振り付けも加え、再び同じ曲を歌唱。
するとどうでしょう─。
さすが舞台スターさん、「おいらはヴァガボンド…」と、
軽やかに歌い出し、イキイキ動き出しました!まさに感動の瞬間でしたね。

歌というものは脳も、心も、内臓もまるごと使うことを知ってください。
歌い方次第で、脳から健やかに過ごす最高の健康法になります。
日に日に進化される金井優佳学院長から、どん欲に学んでいただければ有難いです。

                             Dr.玲緒奈

Dr.玲緒奈先生 略歴
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Pal-bonhuer音楽院 名誉学院長。
「治音®」を特別監修、「月夜の休日」を作詞作曲し、演出も手がける。
世界から1/fゆらぎの歌呼吸を用いたストレス処方へのオファーが多数。
心理学/生理学の博士。医事評論家。上質な生き方クリニック: LouvreⅡ院長。
                        ──by 当音楽院事務局 記   

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